Windows7でRubyのバージョン管理!pikの代わりにuruを使う。
「windows ruby バージョン管理」
で検索すると、pikが出てきます。 実際、自宅のPCでもpikを使っています。
しかし、会社のWindows7(64bit)ではpikを使ってもRubyのバージョンが切り替わりませんでした。
という事でここにも書いてあるように「uru」を使ってみたいと思います。
uruのインストール手順
- C:\tools ディレクトリを作成
- uruの圧縮ファイルをダウンロード
- ダウンロードした圧縮ファイルを解凍
※圧縮形式が7zipになっています。Lhaplusでは解凍できないようなので、必要に応じて7-Zipをインストールして解凍します。 - 解凍したフォルダの中にあるuru_rt.exeをC:\tools内に移動
- 環境変数PATHに
C:\tools
を追加 以下のコマンドを実行
C:\> cd C:\tools C:\tools> uru_rt admin install
uruの使い方
pikと違ってuruではRubyのインストールができません。
RubyInstaller等を使ってあらかじめインストールしてください。
Rubyの登録
C:\tools> uru admin add "Rubyのbinへのパス"
例)Ruby1.9.3のインストール先がC:\Ruby193
の場合
C:\tools> uru admin add C:\Ruby193\bin
登録したRubyの一覧
C:\tools\> uru ls
Rubyの切り替え
C:\tools> uru "タグ名"
例)Ruby1.9.3に切り替える場合
C:\tools> uru 193
uruを使ってみる
動作確認をします。
C:\> uru 221
---> Now using ruby 2.2.1-p85 tagged as `221p85`
C:\> uru ls
193p545 : ruby 1.9.3p545 (2014-02-24) [i386-mingw32]
=> 221p85 : ruby 2.2.1p85 (2015-02-26 revision 49769) [x64-mingw32]
C:\> ruby -v
ruby 2.2.1p85 (2015-02-26 revision 49769) [x64-mingw32]
C:\> uru 193
---> Now using ruby 1.9.3-p545 tagged as `193p545`
C:\> uru ls
=> 193p545 : ruby 1.9.3p545 (2014-02-24) [i386-mingw32]
221p85 : ruby 2.2.1p85 (2015-02-26 revision 49769) [x64-mingw32]
C:\> ruby -v
ruby 1.9.3p545 (2014-02-24) [i386-mingw32]
無事動きました。これでRubyのバージョン管理が出来ます。
Rubyのインストールが手間になりますが、gemも切り替わっていい感じです!