smalrubyを使ったら、ぽんぽんうぇいうぇいゴリゴリできました。
最近、師匠と「中高生向けのRuby講座、今年はどうしようかー」なんてお話をしています。
というのも、昨年までの講座では画像の表示ができるRuby/SDLというライブラリを使用していました。しかし、SDLがRuby2.0以上で動かないのです。
そこで、画像の表示ができる代替えのライブラリを探しているところなのです。
で、さっき、昨年のRubyWorld Conference 2014で発表された「smalruby」はどうかなという話になったので
早速使ってみました。
smalrubyのインストール
github.com
ここに書いてあるまんまの事をします。
zipファイルをダウンロードして、C:\
に展開します。
・・・おしまい。
smalrubyの使い方
先程C:\
に展開したファイルの中にある、「run-smalruby.bat」を実行します。
そうするとブラウザが開いて、smalrubyのプログラミング画面(?)が開きます。どうやらRailsで出来ていて、WEBrickで動いているみたいです。
スクラッチのような感じです。やった事ないけど。
命令ブロックをぽんぽんおいて、実行します。
すると、別ウィンドウが開きます。
こちらのウィンドウはRubyを実行しているウィンドウのようです。
ペン機能と呼ばれるものがあったので、トラックを運転してお絵かきできるプログラムを作りました。
きちんと絵を書くことには向いてなさそうです。
。。。棒人間しか書けない私が言っても説得力が(ry
smalrubyは命令ブロックをぽんぽんうぇいうぇいするだけでなく、命令ブロックの内容をRubyのソースコードに変換する機能もあります。
すごい!
更に、逆の事も出来ます。Rubyのソースコードを編集すると、命令ブロックの方も反映されるのです。
これってバグ?
Rubyのソースコードを直接書いて、命令ブロックに変換すると、変数に代入する命令ブロックが全部違うブロックに置き換えられちゃう。。。
これはバグなのか仕様なのかわからないですね。
Rubyのソースコードをゴリゴリしたい
smalrubyで作ったソースはC:\に展開したフォルダ\programs
に保存されています。
という事は、このRubyファイルを実行したら動くのではないか!?
という事でやってみました。(保存ファイルはtest.rb
)
>cd `smalrubyのフォルダ`
>Ruby200_32\bin\ruby.exe programs\test.rb
動いたー!!
これならsmalrubyエディターを使わなくてもゴリゴリRubyを書けそうです。
エディターの意味がなくなっているのはきっと気のせい。
smalrubyのRubyをuruに登録すれば、もっと簡単に実行できるようになりました。
そもそも、smalrubyを既存のRubyにインストールすればいいんじゃない?
という事で、それはまた今度やります。
講座で使えそう?
- インストールが楽ちんだったので、大人数でも準備に困りません!
インストールというかもはやファイル設置しただけです。 - プログラミング初心者にはちょうどいいかもしれません。
- Rubyのコードをそのまま書きたいという子には物足りないかなと思いました。
- 画像の追加ができないので、完成度の高いゲーム等はこのままでは作成できないかもしれないです。
- 命令ブロックの種類が少なくてちょっともどかしかったです。
引き続き検討でしょうか。
個人的に、画像が表示されるので、くさむらはざーど。すりーに向けて使用できないか考えています。
おしまい。